2012年3月10日土曜日

植物から得られる抗酸化性ってどんなことに利用されているのでしょうか? いろんな...

植物から得られる抗酸化性ってどんなことに利用されているのでしょうか?

いろんな例をあげてくれると嬉しいです。







「抗酸化性」は性質のことですから、

「植物から得られる抗酸化性」というのは日本語として少々無理がありますね。



抗酸化性を持った物質を「抗酸化物質」といいます。

植物から得られる「抗酸化物質」のうち、よく知られたものとして、

ビタミンC(アスコルビン酸)、ビタミンE(トコフェロール類)、

カテキン類、アントシアニン類などが挙げられます。



ビタミンCは様々な食品中(特に飲料などの水を主成分とする液体)に

酸化防止剤として添加されるほか、

人間にとってはコラーゲンを作る上で必須の栄養素です。



ビタミンEは対照的に脂溶性で、水に溶けず油に溶けます。

ですから、天ぷら油やドレッシングなどに、

油の酸化を防ぐ目的で酸化防止剤として加えられています。



カテキンは緑茶に含まれるフラボノイドで、

酸化防止剤として様々な食品に加えられているほかに、

腸での糖の吸収をゆっくりにする効果があるとされ、

特定保険用食品に指定されている飲料に大量に加えられていますね。



アントシアニン類は赤系のブドウや赤ワイン、紫キャベツ、紫芋などに含まれる、

赤/紫系の色素です。様々な植物に広く存在します。

酸化防止剤としてより、天然色素としての利用の方が多いと思います。



以上、参考になれば幸いです。

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