2012年3月8日木曜日

天然ビタミンEと普通のビタミンEはどう違うのでしょうか?

天然ビタミンEと普通のビタミンEはどう違うのでしょうか?

DHCの社員にどう違うのか聞いたら、

「天然の方が、吸収がよいです」

というから、

「どのくらい?」

と聞くと、応えられませんでした。

まあ、そんなものかと思いましたが、

天然のよさを知っている方おしえて

ください。

価格が、2倍違う。

もし、2倍の吸収の差なら2倍飲めばいいだけ。

吸収がいいでは理由にならんと思うが・・・。







>天然の方が、吸収がよいです

当たらずといえども遠からずなのですが、本当は違うんですよ。



ビタミンEには 1)天然の抽出品 2)天然型を合成する 3)単純に合成して精製する という三種類の製品があります。

ビタミンEの活性本体の物質は d-α(ディーアルファ)-トコフェロール という物質です。この他にd-β(ディーベータ)- 、d-γ(ディーガンマ)- …(トコフェロールの文字は省略) という物質が存在しています。

1)は穀物油からd-α- を抽出したものでその他の油脂成分も含まれます。2)はd-α- を化学合成したもので、1)2)は手間暇かかるので高価です。

3)をするとd(ディー)ではなくdl(ディーエル)となる物質が出来、d体(ディータイ)の活性の半分の物質になります。またそれぞれのベータ、ガンマ体も出来るので、そのまま製品にする場合もあるしアルファ体だけ抽出することもありますが通常はベータ体等も含んだ混合物として製品化されるようです。製品の表示はdl-α- の換算量になります(だから実際の量のほうが多い)。これは安価に出来ます。



吸収率はどれも差がないようですが、ビタミンEとして働くのはd-α- だけですから1)2)に比べると3)は少なくともその倍の量が必要となります。



こういうことなのですが、わかりますかねぇ?

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